- 咳、長引く咳
- 痰
- 呼吸困難、息苦しさ
- 胸痛 など
東京都目黒区自由が丘2-8-17
グランデ自由が丘1階
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Respiratory medicine
呼吸器内科では、風邪症候群、インフルエンザ、急性気管支炎、肺炎、気管支喘息、慢性閉塞性肺疾患(COPD)、間質性肺炎、肺がん、肺塞栓症、気胸、睡眠時無呼吸症候群などの肺およびその周辺臓器すなわち、呼吸をしてからだに酸素を取り込み炭酸ガスを排出する重要臓器に生ずる疾患を対象とし、治療を行います。
多くの方がなじみある検査だと思いますが、胸部にある臓器(主に肺・心臓・大動脈など)、すなわち呼吸器と循環器に異常がないかを調べる検査です。胸部全体にX線を照射して平面撮影し、肺に異常な影があるかどうか、心臓の形に異常があるかどうかを調べます。
当院のフル・デジタル直接撮影はほとんど被曝がないので、安心して受けてください。
胸部CT検査は、胸部を透過したX線をコンピューターで処理して体の輪切り像すなわち断層写真を作ります。この輪切り画像を積み重ねることで、肺の状態や働きを詳しく観察します。特に、肺がんの早期診断には今や欠かせない検査となっています。また、肺炎、肺結核、肺気腫、気管支拡張症などの病気を発見するのに適しています。
検査台に仰向けに寝て約10秒で撮影します。当院では連携している最寄りの検査機関で速やかに検査を施行できます。
肺活量や強制呼出検査を行い、喘息、肺気腫(慢性閉塞性肺疾患)や肺線維症(間質性肺炎)などの診断、重症度、治療効果をみる検査です。喘息の診断・治療効果判定に役立つ呼気一酸化窒素測定器の導入も行います。
気管から気管支に細いカメラを挿入して肺を直接観察し、洗浄や生検を行って原因を確定する検査です。遺伝子変異検査の材料も得られます。
本検査は最寄りの連携検査機関で速やかに受けられます。
がんに集まって陽電子を出す物質を注射し、がんの拡がりをみる検査です。がんの病期を決めたり、治療を決めたりするのに重要な検査です。
本検査は最寄りの連携検査機関で速やかに受けられます。
気管支の慢性的な炎症が主な原因です。以下の症状がある場合は気管支喘息が最も疑われます。
以下の症状がある場合は咳喘息が最も疑われます。
咳はたんを伴わない空咳のことが多く、軽い咳から始まって次第に悪化する人もいれば、突然のひどい咳にみまわれる人もいます。夜間や早朝に悪化しやすく、風邪などの感染症、タバコ煙、気温・湿度変化、会話、運動が引き金になることもあります。春や秋など特定の季節に症状がひどくなる季節性があり、アレルギーの関与もあります。
COPD はタバコ煙を一定期間吸ったことのある40歳以上の方に発生しやすく、世界中で問題となっているタバコ病です。タバコ煙を主とする有害物質を長期に吸入曝露することによる肺の炎症性疾患です。長引く咳、たん、息切れが主な症状です。当初は症状が軽く自分でも意識されないことがあり、息切れは自分が年を取ったためと勘違いしていることもあります。このような方でも、自分と同年齢の人と比べて自分だけ症状が多くはないか、ひどくはないか比較することも大切です。
従来の肺気腫や慢性気管支炎といわれていた病気も現在はCOPDの中に含まれます。気管支喘息が合併することもよくあります。
図.CPAP療法
睡眠時無呼吸症候群は、寝ている間に呼吸が一時停止する病気です。本人では睡眠時間をしっかり確保していると思っていても、実際には十分な睡眠がとれなくなるため、日中の判断力や集中力が落ち込む、激しい眠気が起こるなど、様々な問題が生じてきます。特に、肥満の方、高血圧や心臓疾患などを患っている方は、無呼吸状態に陥り、重症化しやすい傾向があるので注意が必要です。
例えば車を運転中に激しい眠気が起こってきて交通事故を起こすケースが後を絶たず、ときおりメディアで大々的に報道されることもあります。
CPAP療法(持続式陽圧呼吸療法)とは、睡眠時に専用のマスクを鼻に装着し、睡眠中の無呼吸状態を防ぐ治療法です。CPAPによって加圧した空気をマスクから送り込み、空気がしっかりと肺にまで届けられるようにするのです。これによって呼吸の流れがスムーズになりますので、睡眠時無呼吸症候群の治療として広く用いられます。
患者様の中には、「鼻にマスクを着け、空気が送られてくる状態でもよく眠れるのですか」と思われている方もおられますが、医療機関で適切に設定された機器を使用し、専用マスクを正しく装着したならば、数日程度で慣れてくると言われています。実際、殆どの患者様は、いびきや呼吸停止などの症状も収まり、すっきりと目覚め、日中の眠気も軽くなります。
当院では『日本禁煙学会 認定指導医』の資格を持つ禁煙診療に経験豊富な院長による禁煙外来が施行されます。医師の指導のもとに行われる、ニコチン置換法により、禁煙の成功率が、高まることが実証されています。
本人の努力も必要ですが、意志のみでは難しいと感じられる方、これを機に取り組んでみませんか。
禁煙しはじめた時にでる離脱症状(タバコを吸いたい、イライラするなど)は、ニコチンづけになっている身体のなかから、ニコチンが抜け出ていくためにみられるものです。この症状に対して喫煙以外の方法で、ニコチンを補給し症状を軽減し、禁煙を容易にする方法です。
禁煙しはじめた時にでる離脱症状(タバコを吸いたい、イライラするなど)は、ニコチンづけになっている身体のなかから、ニコチンが抜け出ていくためにみられるものです。ニコチンを含まない飲み薬は、イライラなどのニコチン切れ症状を軽くするほか、タバコをおいしいと感じにくくします。
ニコチンパッチは、禁煙中、タバコの代わりにニコチンを補給することでイライラなどのニコチン切れ症状を軽くします。ニコチンを含んだ皮膚に貼る薬です。1日1回、上腕やお腹、背中などに貼ります。皮膚のかぶれを防ぐため、毎日貼る場所を変えるとよいでしょう。
診察においでいただき、『日本禁煙学会 認定指導医』に認定された院長により、適用要件(喫煙本数や年数など)を満たすと判断されると保険診療となります。要件が満たされない場合は自費診療となります。
また、保険適用の際、全5回の治療を途中でやめた場合(来られなかった場合も含む)は、初回の日付から1年間は保険診療での禁煙治療はできなくなりますのでご注意ください。
健康保険を使った禁煙治療にかかる費用(自己負担)は、約3ヶ月で12,000~20,000円程度です。(お薬代含む)