胃内視鏡検査とは
現在の消化器内視鏡は、当院長の大学医局のボスで日本消化器内視鏡学会名誉理事長の丹羽寛文先生が、東京大学第一内科の時代より、オリンパス社を中心として電子スコープの開発、内視鏡ポリープ切除術など多岐にわたって進化・発展させられてきたものです。
丹羽一門の公立昭和病院健診センター長の永尾重昭先生、前内視鏡学会理事長の田尻久雄先生を中心とし、その内視鏡検査・治療の技術を本邦から世界に発信し続けているのです。
- 日本消化器内視鏡学会名誉理事長 丹羽寛文先生と
- ヘリコバクターピロリ菌の発見・ノーベル生理学・医学賞受賞者 バリー・マーシャル博士と
一般的には胃カメラと呼ばれている胃内視鏡検査は、口あるいは鼻から細長いスコープを入れて食道、胃、十二指腸などを直接観察できます。そのため微小な病変も見つけやすく、高精度な検査です。現在、胃がんは女性ではがん死亡原因の第4位、男性では第2位となっていますが、定期的に内視鏡検査を受けることで、早期発見、早期治療も可能になります。症状がなくても定期検査はとても大切です。